こんにちは、テツです。
脂漏性皮膚炎は一度発症すると治りにくく、再発を繰り返しやすいため非常に厄介です。
そのためできれば初期症状のうちに食い止めるべきなのですが、多くの場合は、ある程度症状が進行するまでは脂漏性皮膚炎だと気づくことはできません。
場合によっては脂漏性皮膚炎を甘く見て、重症化するまで放ったらかしてしまう人もいます。
気づいた時にはもう遅いわけですが、もし重症化しまった場合には早急に適切な対処をするべきです。
今回は脂漏性皮膚炎が重症化した際の適切な対処法について紹介したいと思います。
脂漏性皮膚炎が重症化するきっかけ
まず最初に、脂漏性皮膚炎が重症化するきっかけとして考えられるものを知っておきましょう。
「いいから何をすればいいか教えろ!」なんていう人もいるかもしれませんが、自分の脂漏性皮膚炎が重症化したきっかけを知っておくことは大切です。
これは適切な対処法にも深く関わってくることなので、しっかり確認しておいてください。
脂漏性皮膚炎が重症化するときは、主に外的要因がきっかけで重症化することが多いです。
考えられるきっかけとしては、以下のようなものがあります。
整髪料やヘアケア用品の過度な使用
パーマやヘアカラーによる刺激 過度なメイク 間違ったスキンケア 不衛生な肌環境 |
このような外的要因は、肌のトラブルに対して大きく影響を与えることがあります。
特に元々アレルギー体質の人や肌が弱い人の場合だと、より影響を受けやすいでしょう。
私の場合も、整髪料やヘアケア用品の使用によって脂漏性皮膚炎を悪化させてしまいました。
女性であれば、過度なメイクや化粧品の使用がきっかけになることもありますし、男性であれば育毛剤やスカルプシャンプーがきっかけとなることもあるでしょう。
そのきっかけは人それぞれ異なるため、まずは自分に何か思い当たる節はないか考えてみて下さい。
重症化した時には薬に頼る
では対処法についてですが、脂漏性皮膚炎が重症化してしまった場合、まずは薬に頼ることを考えましょう。
当たり前のことだと思うかもしれませんが、本来脂漏性皮膚炎が薬のみで完治することはほとんどありません。
そのため、重症化した脂漏性皮膚炎も薬だけで治るとは考えにくいです。
しかし一時的に症状を抑えたり重症化した症状を軽度な状態にすることは可能なので、とりあえずは薬に頼ってください。
ただし後ほど説明しますが、薬は長期的に使えるものではありませんから、その使い方にも工夫が必要だということを覚えておいてください。
また、薬を利用するためには皮膚科に行くと思いますが、皮膚科を利用する際にはいくつか注意点があります。
これに関しては皮膚科はダメ?頭皮湿疹や脂漏性皮膚炎で皮膚科を利用する注意点 という記事で紹介しているので、一度目を通しておいてください。
薬によって症状が軽減した後が重要
先ほど言ったように、薬のみの力で脂漏性皮膚炎を治すことは難しいです。これは多くの人が実際に経験していることです。
それどころか薬の継続使用により、どんどん薬の効き目が落ちてきたり副作用がでたりといったリスクも考えられます。
そのため薬はあくまで短期的に使用するものだと思っておいてください。
たとえば「1~2週間使って一度やめる、ある程度期間をおいて症状がまたひどくなるようなら使用する」といった具合です。
そしてこの間にしっかりとスキンケア(主に保湿)を行うことで、脂漏性皮膚炎は改善されていきます。
結局は自分自身で生活習慣の改善や適切なスキンケアに力を入れることが脂漏性皮膚炎の改善には必要不可欠なのです。
そのためには、保湿をはじめとしたスキンケアはもちろん、先ほど挙げた重症化のきっかけとして考えられるものは全て無くすべきです。
たとえば頭皮の脂漏性皮膚炎が重症化しているのであれば、整髪料・ヘアカラー・パーマなどは全て控えたほうがいいです。
頭皮の脂漏性皮膚炎は最悪の場合、脱毛や薄毛の促進につながりますからね。
また、化粧品をたくさん使用している人は、一度化粧品を見直したほうがいいでしょう。
そのうえで脂漏性皮膚炎の改善につながるスキンケアや生活習慣の改善を行ってください。
最後にいくつかオススメの記事を紹介して終わりたいと思います。
脂漏性皮膚炎の改善に使われているアイテムが知りたい人は
こんな化粧水もあった!脂漏性皮膚炎に効くおすすめの化粧品まとめ
脂漏性皮膚炎にはサプリメントが効果的?私が飲んでいるビタミンはコレ
といった記事を読んでいただければ参考になるかと思います。また、頭皮の脂漏性皮膚炎に悩んでいるのであれば
脂漏性皮膚炎で使うべきシャンプーの選び方:おすすめのシャンプー
頭皮のかゆみや脂漏性皮膚炎に効く?おすすめの頭皮用ローションはコレ!
なんかも合わせて読んでおくことをオススメします。
ぜひ脂漏性皮膚炎を改善するための参考にしてみてください。