こんにちは、テツです。
脂漏性皮膚炎の人であれば、頭皮のかゆみやフケに効果があると言われているものは使いたくなりますよね?
椿油もその一つで、かゆみやフケに効果的と言われることがあります。
これを聞いて椿油を試す人もいるようですが、実際には脂漏性皮膚炎の場合、椿油は使わないほうが良いでしょう。
今回は『脂漏性皮膚炎の人が椿油を使うべきでない理由』について紹介したいと思います。
頭皮のかゆみやフケに椿油が良いと言われる理由
そもそも、なぜ頭皮のかゆみやフケに椿油が良いと言われるのかについてですが、これは椿油を使用することで頭皮が潤うからだそうです。
まずフケに関しては、一般的に頭皮が乾燥し表面がめくれることでフケが出ると言われます。
そして、かゆみに関しても乾燥が原因で起こることが多いです。
そのため椿油によって頭皮を保湿することで、かゆみやフケを抑えられると言われているのです。
実はこれ、NHKでも紹介されていたようで、椿油が頭皮のかゆみやフケに効くというのが有名なのは、テレビで紹介されたからというのもあります。
実際には悪化する可能性が高い?
ここまで紹介したように、一般的な乾燥によるかゆみやフケであれば、椿油を使ってみるのもアリだと思います。
ですが、脂漏性皮膚炎の場合は別です。
脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌によって、マラセチアという真菌が繁殖しています。脂漏性皮膚炎の原因とも言われるこの菌は、皮脂をエサに増殖します。
つまり脂漏性皮膚炎の人が頭皮に油を塗る行為は、自ら症状を悪化させるリスクを高めているようなものです。
加えて健康的な頭皮と違い、脂漏性皮膚炎の頭皮はとてもデリケートですから、このような悪影響を受けやすいです。
このようなことを踏まえると、脂漏性皮膚炎の人が椿油を使用するのはリスクが高いと言えるでしょう。
もちろん一度試しに使ってみるくらいなら大丈夫かもしれませんが、私はオススメしません。もし試すのであれば、慎重に行うべきでしょう。
使うとすれば、椿油よりコレ
椿油を使うくらいなら、まずは頭皮用のローションを使用することをオススメします。
私自身が脂漏性皮膚炎を治してきた際にも、椿油やその他のオイルは全く使っていませんし、頭皮用のローションを使ってきました。
私が使ってきたのは、頭皮のかゆみ用美容液「すこやか地肌」 というものなのですが、このローションはデリケートな皮膚にも使えるよう頭皮に優しい成分で構成されています。
頭皮用のローションを使うことで、かゆみは軽減され頭皮をすこやかな状態へと導いてくれます。
もちろん、使用後すぐに効果が出るわけではありませんが、継続して使用することで効果が実感できるかと思います。
また、もし効果があまり実感できなかったとしても、返金保証がついているため安心です。
保証がしっかり付いていることも考えれば、一度試して損はないかと思います。
ちなみに頭皮用のローションに関しては、頭皮のかゆみや脂漏性皮膚炎に効く?おすすめの頭皮用ローションはコレ!で詳しく紹介しているため、気になるかたは合わせて読んでみてください。
もちろん頭皮用のローションを使えばそれだけでいいというわけではありません。当たり前ですが脂漏性皮膚炎に合うシャンプーを使うことも大事です。
シャンプーに関しては、すでに自分に合ったものを見つけている人も多いとは思いますが、もし良いシャンプーが見つかっていないのであれば脂漏性皮膚炎で使うべきシャンプーの選び方:おすすめのシャンプー を参考にしてみて下さい。
私が使ってきたシャンプーや脂漏性皮膚炎に良いとされるシャンプーを紹介しています。
極力オイルの使用は避けよう
以上、脂漏性皮膚炎の人が椿油を使うべきでない理由についてでした。
今回は椿油についてでしたが、肌や頭皮に良いと言われるオイルは椿油だけではありません。
ホハバオイル、ココナッツオイル、馬油など、さまざまなオイルが良いと言われますが、脂漏性皮膚炎にとってはオイル系はどれもリスクが高いと思っておきましょう。
椿油に限らず、その他の油分に関しても気をつけておいて下さい。