こんにちは、テツです。
あなたは頭皮の角栓が気になったことはありますか?
角栓というと、一般的には顔にできるものを想像するかと思いますが、頭皮にも角栓ができることはあるのです。
そして頭皮に角栓ができるのは、それほど頭皮環境が良くない証拠でもあります。
正直、ただ角栓が出ているだけなら特に害もないため、あまり気にしない人も多いでしょう。
ですが場合によっては、角栓が頭皮トラブルにつながる可能性もあるのです。
そのため、できれば一度、頭皮環境を見直したほうがよいでしょう。
今回は、頭皮の角栓について、“角栓によって起こる頭皮トラブル” や “原因と除去方法” について紹介したいと思います。
頭皮の角栓の原因はなに?
角栓は、皮脂と角質が混ざり合ってできたものです。
角質とは、古い細胞が表層に押し上げられたものであり、本来は肌のターンオーバーによって剥がれ落ちていくものです。
ですが、この剥がれ落ちるべき角質は、皮脂と混ざり合って毛穴に詰まってしまうことがあり、これによって角栓ができてしまうのです。
なぜこのようなことが起こるのかというと、主な原因は肌のターンオーバーの乱れと言われます。
ターンオーバーの乱れは、体調不良やホルモンバランスの乱れによって起こるといわれます。
これには、ストレスや生活習慣の乱れが関わっていることも多いようです。
角栓によって起こる頭皮トラブルとは?
角栓と言えば、一般的には顔にできるものをイメージする人がでしょう。
顔の角栓は見た目を悪くしてしまいますから、除去しようとする人は多いです。
ですが、頭皮の角栓に関しては少々異なります。
まず頭皮は髪で覆われているため、見た目が気になることはありません。
そのため頭皮の角栓をそのまま放ったらかしにしてしまう人も多いです。
ですが冒頭でも言ったように、頭皮の角栓は頭皮トラブルを招く可能性もあるのです。
実際に、どのようなトラブルが考えられるのか紹介しておきます。
ニキビや吹き出物
角栓によって塞がれた毛穴には皮脂が溜まってしまいます。
そして、皮脂が溜まるとアクネ菌が増殖します。
その結果、炎症を起こし、ニキビができてしまいます。
抜け毛や薄毛
角栓が毛穴に詰まると、毛髪の成長を阻害しやすいです。
髪が抜けやすくなったり細くなったりしてしまい、薄毛につながることもあります。
頭皮臭の悪化
皮脂は酸化することによって悪臭を放ちます。これは、皮脂からできる角栓にも同じことが言えます。
また、頭皮の角栓を放ったらかしておくと、細菌が繁殖しやすくなります。
この細菌の繁殖によっても、頭皮のニオイはキツくなると言われています。
頭皮の角栓を除去&防止するためには?
角栓による頭皮トラブルを防ぐためには、しっかりとケアをし、角栓を除去&防止する必要があります。
ここからは、基本的なケアについて紹介します。
適切なシャンプー
まず、絶対に欠かせないのは洗髪に気をつかうことです。不適切な洗髪が頭皮トラブルにつながることは多いです。
洗髪は、以下の二つに気をつかいましょう。
・頭皮に良いシャンプーを選ぶこと
・適切な洗髪を行うこと
頭皮に良いシャンプーに関しては、
頭皮湿疹におすすめのシャンプー&絶対に使ってはいけないシャンプー という記事を読んでいただければ分かるかと思います。
適切な洗髪方法については、後ほど紹介します。
生活習慣の改善
これで角栓がなくなるわけではありませんが、新たに角栓を増やさないためには、生活習慣にも気をつかうべきでしょう。
気をつかうべき生活習慣には、以下のようなものがあります。
脂っこい食べ物を避ける
しっかり睡眠をとる ストレスを溜めこまない 夜しっかり頭皮を洗って寝る etc. |
ざっくりとしていますが、要するに健康的な生活を送り、頭皮を清潔に保っておくことが重要ということです。
頭皮のクレンジング
しっかりと角栓を落としたいのであれば、頭皮のクレンジングを行うのが良いでしょう。
クレンジングは、オイルを使って毛穴の汚れや詰りを取り除く方法です。
といっても、クレンジングはやり方によっては頭皮トラブルにつながりますので、適切な方法で丁寧に行わなければなりません。
使うオイルは、頭皮への刺激や安全性を考えるなら、ホハバオイルなんかが良いかと思います。
クレンジングの手順については以下の通りです。
1.オイルを頭皮全体に馴染ませる
↓ 2.2分~3分ほど軽くマッサージを行う ↓ 3.10分ほど放置する |
この手順を行った後は、このあと紹介する洗髪方法で、しっかり頭皮のオイルを流してください。
しっかりすすいでオイルを落とさないと、頭皮トラブルにつながる場合もあるので注意しましょう。
適切なシャンプー方法
たとえ良いシャンプーを使っていても、洗髪方法が悪ければ、結局頭皮トラブルにつながってしまいます。
そのため、適切な洗髪方法に関しては、しっかり確認しておいてください。
シャンプー前に、余洗いで汚れを落とす
いきなりシャンプーを使ってはいけません。まずは、余洗いをしましょう。
余洗いをしっかり行うことで、ある程度の汚れは落とすことができます。
これによって、シャンプーが泡立ちやすくなり、少量のシャンプーで済むようになります。
ちなみに、お湯の温度は38度くらいが丁度いいと言われます。
これは、熱すぎると皮脂を落としすぎる可能性があり、ぬるすぎるとしっかり汚れを落とせないからです。
手のひらでよく泡立ててからシャンプーをする
シャンプーは、そのまま頭皮で泡立てるのではなく、手のひらで泡立ててから使うようにしましょう。
また、頭皮を洗う際には、指の腹で優しく揉むように洗いましょう。ゴシゴシと擦ってはいけません。
ただし整髪料が付いているような場合は、しっかり整髪料が落ちるように、多少念入りにシャンプーをする必要があります。
丁寧に時間をかけてすすぐ
実はシャンプーのなかでも、すすぎは特に重要です。
すすぎ残しがあると頭皮トラブルにつながりやすいので、丁寧に時間をかけて行いましょう。
すすぎを丁寧に行うことで、はじめて汚れはしっかり落とせるのです。
角栓が目立つ人は要注意!
以上、頭皮の角栓の原因は除去方法についてでした。
角栓自体には、それほど害はありません。ですが、角栓ができるということは頭皮環境が良いとは言えない状態です。
そして繰り返しになりますが、放っておけば頭皮トラブルにつながる可能性があります。
もし角栓が出るようであれば、角栓は頭皮トラブルの危険性を知らせてくれるサインだと思っておきましょう。
一度頭皮トラブルが起きると非常に厄介になることもあるので、ぜひ一度、頭皮環境を見直してみてください。