こんにちは、テツです。
あなたは塩水が持つ効果についてご存知ですか?
塩水にはさまざまな効果があり、アレルギー性皮膚炎の症状を抑えるのに効くと言われています。
そして、これは脂漏性皮膚炎にも効果があると言われることがあります。今回は『塩水が脂漏性皮膚炎にもたらす効果』について紹介したいと思います。
塩水による効果とは?
- 塩にはさまざまな効果があると言いましたが、よくあげられるのは以下のような効果です。
- ・保湿
- ・殺菌
- ・血行促進
- ・代謝上昇
この中でも、特に皮膚トラブルに効果的なのが、保湿効果や殺菌効果です。これらの効果によって、塩水はアトピーの改善にも使えると言われます。
また、血行の促進や代謝の上昇も、荒れた肌や頭皮環境を整えるのには役立ちます。
ただし血行の促進は一時的に皮膚のかゆみをに強くする可能性もあるので、そこには注意が必要でしょう。
塩シャンプーと呼ばれるものがある
以上のような塩水の効果を発揮するためによく使われるのが、塩シャンプーと呼ばれるものです。
塩シャンプーを行うことで、フケやかゆみ・頭皮の湿疹などを抑えられると言われます。
また、頭皮の嫌な臭いを軽減する効果も期待できます。
これらはすべて脂漏性皮膚炎によってあらわれる症状ですから、塩水が脂漏性皮膚炎に効果があるという情報はあながち間違ってはいないのでしょう。
実際の塩シャンプーの方法については以下の通りです。
<塩シャンプーの方法>
洗面器半分ほどのぬるま湯に大さじ1杯ほどの塩を溶かす ↓ 通常のお湯で軽く頭皮を流す ↓ シャンプーをするように塩水を頭皮になじませる ↓ すすぎ残しがないよう丁寧にすすぐ |
シンプルですが、たったこれだけです。もし、これで脂漏性皮膚炎が少しでもよくなるのなら、かなりコスパのよい方法だと思います。
ただし、塩シャンプーには以下のような注意点もあります。
<塩シャンプーの注意点>
・塩のニオイがキツくなる場合がある ・塩分の濃度が高いと、かゆみや湿疹が悪化する可能性がある |
まずニオイについてですが、頭皮の嫌なにおいが改善する反面、塩のにおいがしてしまう可能性もあるようです 。
ただ、これに関しては塩分の濃度を調整することで、ある程度はコントロールできるでしょう。
また、仮に多少塩のにおいがしたとしても、頭皮の嫌なニオイに比べれば断然マシだと思います。
問題なのは、もう一方の”かゆみや湿疹が悪化する可能性があること”です。
これも塩分濃度によってある程度は調整できるでしょう。
ですが、そもそも塩水が肌に合わず、効果がなく悪化するだけというパターンも考えられます。
ですから、もし塩シャンプーをするのであれば、最初はあえて低めの濃度で始め、徐々に濃度を上げていったほうが良いでしょう。
そして濃度を上げていく途中で、もし先にかゆみや湿疹の悪化がみられるようであれば使用を中止しましょう。
一度試してみるのはアリだが….
塩シャンプーには、実際にアトピーに効果があったという例もあるのようです。
ただし、先ほど言ったように症状を悪化させる可能性もあるため、塩水を利用するのであれば慎重に行うべきでしょう。
正直、個人的には無難に脂漏性皮膚炎に合うシャンプーと頭皮用のローションを利用するほうが良いと思っています。私がこれで脂漏性皮膚炎を治してきたので….
ですが、安全性に気を遣っていれば塩シャンプーもそこまで危険ではないと思うので、興味がある人は一度試してみるのも良いでしょう。もちろん、自己責任で…笑
ちなみに、脂漏性皮膚炎にオススメのシャンプーや頭皮用のローションについては
脂漏性皮膚炎で使うべきシャンプーの選び方:おすすめのシャンプー
頭皮のかゆみや脂漏性皮膚炎に効く?おすすめの頭皮用ローションはコレ!
これらの記事で紹介しているので、無難な方法で脂漏性皮膚炎を治したいという人はコチラを参考にしてみてください。