こんにちは、テツです。
脂漏性皮膚炎に使う薬と言えば、塗り薬がよく使われているかもしれませんが、飲み薬を処方されることもあります。
私自身、飲み薬を服用している時期はありました。
今回は脂漏性皮膚炎用の飲み薬について『飲み薬は効くのか』『服用すべきなのか』といったことについて紹介したいと思います。
脂漏性皮膚炎に効く飲み薬
まずは脂漏性皮膚炎用の飲み薬にはどのようなものがあるのか、簡単に紹介しておきます。
・抗菌剤
脂漏性皮膚炎の原因とも言われる真菌の繁殖を抑えるために使用する薬です。症状がある程度ひどい場合には処方されることが多いでしょう。
・抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤
かゆみを鎮めるための薬です。かゆみが強く、頭をかいてしまうことが多かったり、ストレスにつながっていたりする場合に処方されます。
・ビタミン製剤
ビタミンBの欠乏によって症状が悪化することもあります。皮膚トラブルにはビタミンBが効果的であるため、処方されることがあります。
脂漏性皮膚炎に使われる飲み薬は、主にこの3種類でしょう。正直、飲み薬は即効性もあり、その効果も高いです。
もちろん個人差もありますが、私が服用していたときも症状をすぐに抑えてくれていました。
飲み薬の決定的なデメリット
即効性があり効果も高い飲み薬ですが、 実は決定的なデメリットがあります。それは、
・服用をやめると元に戻る
・長期的に服用できるものではない
といったものです。服用している間は、かゆみや湿疹などの症状をしっかり抑えてくれるのですが、服用をやめて数日経つと、徐々に症状が戻っていくことも多いです。
もちろん再び服用することで症状は治まりますが、これをいつまでも続けるわけにはいきません。
飲み薬を継続して服用することは身体にとって悪影響です。免疫力が低下し、身体が弱くなってしまう可能性があります。
副作用が出る恐れもありますし、こうなると余計に脂漏性皮膚炎は治りにくくなるでしょう。
また、これはどのような薬にも言えることですが、繰り返し服用することで身体が慣れてしまい、薬の効き目が徐々に薄くなっていく可能性もあります。
再発を繰り返しやすい脂漏性皮膚炎にとっては、この影響がより顕著に表れるのではないかと思います。
そのため飲み薬の服用だけだと、結局その場しのぎになってしまうことが多いです。これは多くの脂漏性皮膚炎患者の意見からも分かることです。
薬に頼ってしまうと脂漏性皮膚炎は治らない?
以上のような理由から、薬に頼っているだけは脂漏性皮膚炎は改善しないと思っておいたほうがいいです。
もちろん症状がひどい場合には一時的に薬にも頼るべきでしょう。そのまま放っておくことは一番してはいけないことです。
ただ、皮膚科で処方された薬のみで脂漏性皮膚炎が治ったという例はほとんど聞いたことがありません。
これは私自身もそうでしたし、その他の脂漏性皮膚炎が治ったという方々も、さまざまなケアを行うことによって脂漏性皮膚炎を治しています。
そのため脂漏性皮膚炎を改善するためには、生活習慣の改善やスキンケアに力を入れることが必要不可欠です。
仮に薬を使用するとしても、症状がひどい場合のみに留めておいたほうが良いでしょう。
長期的にも服用ができるサプリメントがおすすめ
薬は長期的に服用ができないと言いましたが、私の場合は薬よりもサプリメントに頼ってきました。
サプリメントであれば、薬のように負担が大きくないため長期的に服用することが可能です。
特に、ビタミンに関してはサプリメントで補うほうが良いのではないかと思っています。
サプリメントに関しては脂漏性皮膚炎にはサプリメントが効果的?私が飲んでいるビタミンはコレという記事で紹介しているので参考にしてみてください。
改善すべきは生活習慣やスキンケア
以上、脂漏性皮膚炎に飲み薬は効くのか、服用すべきなのか ということについてでした。
場合によっては飲み薬も服用すべきですが、基本的には自分自身の生活習慣やスキンケアが重要だと思っておくべきです。
生活習慣に関しては要注意!脂漏性皮膚炎を悪化させる4つの行動とは
スキンケアに関してはこんな化粧水もあった!脂漏性皮膚炎に効くおすすめの化粧品まとめといった記事も書いているので、気になる人は合わせて読んでみてください。
また、頭皮の脂漏性皮膚炎であれば脂漏性皮膚炎を改善するためにすべきケアや対策【総まとめ】といった記事が参考になるかと思います。
ぜひ脂漏性皮膚炎のケアに役立てていただけたらと思います。