こんにちは、テツです。
あなたは普段、髪を染めたり整髪料を使用したりしていますか?
私は10代の頃にどちらもしていましたが、今では一切使わなくなりました。
それもこれも、全て脂漏性皮膚炎のせいです…
ヘアカラーや整髪料の使用は、私の脂漏性皮膚炎の原因の一つでもありました。
今回は私自身が経験した ヘアカラーや整髪料が頭皮に及ぼす危険性 や 脂漏性皮膚炎への影響 についてお話ししたいと思います。
また、最後には 私が現在整髪料の代わりに使っているもの も紹介したいと思います。
発症のきっかけはヘアカラー&整髪料?
初めて脂漏性皮膚炎になった16歳の頃、私の髪色は明るく整髪料も毎日たくさん付けていました。
というのも、私の髪はクセが強めの天然パーマだったため、このクセを整えるには整髪料を多めに使う必要があったんです。
そんな生活を続けていくうちに、徐々に頭皮のかゆみや赤みが出始めたのです。
最初は症状も軽かったので特に気にしていませんでした。
しかしその後ニキビや炎症もあらわれたので、さすがにおかしいと感じ皮膚科に行ったところ、脂漏性皮膚炎だと診断されました。
ですが、頭皮の炎症を甘く見ていた当時の私にとっては、髪型を整えることのほうが大切でした。
そのため脂漏性皮膚炎と分かってからも、いっときはヘアカラーや整髪料をやめなかったんです。
初めから脂漏性皮膚炎が厄介なものだと知っていれば、すぐにでもやめていたでしょう。
整髪料が引き起こす悪循環
一度炎症を起こしてしまった頭皮は、かなりデリケートな状態になっています。
そのため整髪料の量やヘアカラーの回数は変わらなくても、受けるダメージは全然違います。
脂漏性皮膚炎の頭皮に今まで通り整髪料やヘアカラーを使用していると、症状はどんどん悪化していくのです。
しかし私は皮膚科の薬を使用していれば治ると思っていましたから、ヘアカラーも整髪料もやめるつもりはありませんでした。
その結果、頭皮の状態は良くなるどころか悪化していき、明らかに抜け毛の多さや頭皮の炎症がひどくなっていきました。
ここから数年間が、私の脂漏性皮膚炎のなかでも一番ツラい時期です。
皮膚科の薬を使用している間は症状は軽減しますが、使用をやめれば結局もとに戻るんですよね。
そして、薬はずっと使い続けられるものではありませんから、結局は日頃の生活を見直していくことが大切になってくるんです。
ヘアカラー&整髪料を一切使わなくなった結果….
皮膚科に頼っても症状が治るどころか悪化する現状にさすがに焦りを感じたため、それ以降ヘアカラーと整髪料は一切使わないようにしました。
もし、あのままずっと使い続けていたらと考えるとゾッとします….
「このままではハゲあがってしまう….」って本気で思っていましたからね。笑
ただしヘアカラーや整髪料をやめたからといって脂漏性皮膚炎が治るわけではありません。
先ほども言ったように、一度炎症を起こしてしまった頭皮はものすごくデリケートになっているからです。
そのため、一番良いのは炎症が起きる前にヘアカラーや整髪料を控えることなのですが
、すでに発症しているのなら、それは仕方ありません。
もし脂漏性皮膚炎によって頭皮が炎症を起こしているのなら、これ以上悪化させずに治療していくためにも、ヘアカラーや整髪料の使用を一度やめたほうが良いです。
せっかく頑張って治療を続けても、ヘアカラーや整髪料によってダメージを受けていては、治るものも治りません。
脂漏性皮膚炎を治すまでの道のりには、このような地道な努力は避けられないでしょう。
整髪料の代わりに使っているもの
ここまでの話を聞いても「整髪料が使えないのはツライ」と考える人はいるかもしれませんので、私が整髪料の代わりに使用しているものを紹介したいと思います。
ちなみに、どうしてもヘアカラーがしたい人は、美容師さんに相談するのが良いでしょう。
ただし美容師さんといっても、頭皮の炎症や脂漏性皮膚炎について詳しいかどうかは人よります。
そのような理由からも、個人的にはカラーをしないのが無難だと思っています。
整髪料に関しては、肌に優しいヘアオイルなどを使うことで、それなりに髪を整えることができます。
たとえば頭皮にも使っても問題ないようなオーガニックヘアオイルなら、安心して使うことができるでしょう。
ただ、本当に頭皮に付けるのはやめてくださいね。
健康的な頭皮であれば良いかもしれませんが、脂漏性皮膚炎の肌にオイルを付けるのは炎症を悪化させる可能性がありますから。
そして、私が実際に使っているのは普通のホハバオイルです。
ヘアオイルではなく、ただのホハバオイルを使っている理由は、成分がホハバオイルのみだからです。
普通のヘアオイルにはさまざまな成分が含まれているため、いくら頭皮に良いとは言っても、どの成分が頭皮の刺激になるか分かりません。
しかし、ただのホハバオイルであれば、そういった可能性は低いです。
最悪、肌に合わなかった場合にも、成分が単体であれば、ホハバオイルが合わなかったと判断できます。
以上のような理由で、私はホハバオイルを使っています。
このようなオイルに加えてヘアアイロンを使うことで、私は整髪料を使用せずに髪を整えています。
もちろんこれは、どうしても髪を整えたい人向けの方法ですから、必要なければ何もしないのが一番です。
私がこれを始めたのも、ある程度脂漏性皮膚炎が落ち着いてきてからであり、炎症がひどかったときには何もしていません。
もし使うのなら、自分の症状を考えながら慎重に行いましょう。
以上、ヘアカラーや整髪料が及ぼす危険性・脂漏性皮膚炎への影響などについてでした。